「エクレール・お菓子放浪記」10年目の上映会とトークショー
3.11から10年、あの日からの歩みに一つの区切りをつけようと企画した<「エクレール・お菓子放浪記」10年目の上映会とトークショー>が無事終了しました。
石巻をメインロケ地にして、多くの宮城県民に支えられて完成したこの作品は、東京での試写会の翌日が10年前の3.11という、まことに劇的なスタートでした。
そして、あの日から10年・・・何と、この上映会の前日、震度5の地震が宮城県を襲ったのでした。
幸い大きな被災はなく、翌日の上映会は開催されたのでしたが、何ともこの映画を巡っての不思議な地震との縁を感じながら、上映は幕を開けました。
上映前のトークショーには、1回目は、石巻での製作上映運動の先頭に立っていただいた、石巻観光協会会長 後藤宗徳さん。
そして2回目には、映画の出演者でもある、野球評論家の駒田徳広さんが、それぞれお忙しいスケジュールを割いてご参加下さり、製作上映運動の中心だった横山英子さんと、あの頃を振り返っての心温まるお話を交わして下さいました。
そして始まった上映・・・久しぶりに向かい合ったこの作品は、私の心をたちまちのうちに10年前に引き戻してくれたのでした。
映画製作を決めた時の自らの決意・・・シナリオで苦労していた頃・・・私の求めに笑顔で出資を決めて下さった出資社社長のお顔・・・それでも足りない製作費を、クランクイン直前まで奔走しながら集めていたことを・・・3月10日の東京での試写会・・・そして翌日・・・必死の思いで全国にこの映画を届けようとしていたこと・・・そして、製作と上映を支えてくれた沢山のやさしいお顔・・・。
いつの間にかスクリーンは、私の涙でくもっていました。
あれから10年・・・被災地は沢山の問題も抱えながら区切りの日を迎えました。
それでも、人は必死の思いで前を向いて歩みを続けています。
10年目の映画から改めて授かった〝人の心をやさしくさせるお菓子の不思議な力〟を胸に刻んで、もうしばらく私も歩き続けてみようと思った<10年目の上映会>でした。
石巻をメインロケ地にして、多くの宮城県民に支えられて完成したこの作品は、東京での試写会の翌日が10年前の3.11という、まことに劇的なスタートでした。
そして、あの日から10年・・・何と、この上映会の前日、震度5の地震が宮城県を襲ったのでした。
幸い大きな被災はなく、翌日の上映会は開催されたのでしたが、何ともこの映画を巡っての不思議な地震との縁を感じながら、上映は幕を開けました。
上映前のトークショーには、1回目は、石巻での製作上映運動の先頭に立っていただいた、石巻観光協会会長 後藤宗徳さん。
そして2回目には、映画の出演者でもある、野球評論家の駒田徳広さんが、それぞれお忙しいスケジュールを割いてご参加下さり、製作上映運動の中心だった横山英子さんと、あの頃を振り返っての心温まるお話を交わして下さいました。
そして始まった上映・・・久しぶりに向かい合ったこの作品は、私の心をたちまちのうちに10年前に引き戻してくれたのでした。
映画製作を決めた時の自らの決意・・・シナリオで苦労していた頃・・・私の求めに笑顔で出資を決めて下さった出資社社長のお顔・・・それでも足りない製作費を、クランクイン直前まで奔走しながら集めていたことを・・・3月10日の東京での試写会・・・そして翌日・・・必死の思いで全国にこの映画を届けようとしていたこと・・・そして、製作と上映を支えてくれた沢山のやさしいお顔・・・。
いつの間にかスクリーンは、私の涙でくもっていました。
あれから10年・・・被災地は沢山の問題も抱えながら区切りの日を迎えました。
それでも、人は必死の思いで前を向いて歩みを続けています。
10年目の映画から改めて授かった〝人の心をやさしくさせるお菓子の不思議な力〟を胸に刻んで、もうしばらく私も歩き続けてみようと思った<10年目の上映会>でした。
by cinema-tohoku
| 2021-03-23 16:55
| 映画
|
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