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         ありがとうございます

 突然のコロナ禍で、営業活動が出来なくなってから2ヶ月が過ぎていました。
 私が、映画の世界に歩みを進めたのは1971年、それ以降、映画を創る仕事に、そして、出来上がった映画を、多くの方々のもとにお届けする仕事に…時としては、目の前に積みあがった仕事の量に思わずため息もつきながら、それでも、常に多くの方々とお会いして仕事を続けて来ました。
 それなのに…この2ヶ月お会いした方は社員をのぞくならほんの僅か、出張も無くなり、毎日事務所に出ては、細々とした実務をこなす毎日でした。
 会社は、収入の道を断たれて、先への不安は黒雲のように私の胸を覆い、満開の桜を振り仰ぐことも忘れて、つらい日々を送っていました。
 そんな時に立ち上げていただきました、私たちへの「支援運動」は、窮地に立たされた私たちへの励ましともなって、あたたかな手で私たちを支えてくれています。
 支援パンフレットをご覧になった方から、新聞記事を見た方から、そして平松監督のツイッターで知った方から…毎日途絶えることなく寄せられるご支援のお声は、私たちの胸を熱くさせ、私たちを支える大きな力となって、その数を積み上げていました。
 そこに添えられたメッセージには
  〝幾度も、危機を乗り越えて来たシネマとうほくです。負けないでください。″(郡山市・男性)
  〝映画上映の灯が、ずっとともり続けていくことを心より願っています。″(佐野市・女性)
  〝「あの日のオルガン」を観て欲しい!これからも素晴らしい映画を広めて欲しい!その思いでいっぱ“いです。情勢はもっとひどくなるかも知れません。でも、「まだ、負けたわけじゃない、負けたわけじゃない!」(「あの日のオルガン」正子先生のセリフ)。あの時代の野菊のように、希望はあると信じています。″((名古屋市・女性)
  〝私は大原櫻子のファンです。「あの日のオルガン」は24回観ました。平松監督からの支援の呼びかけを知り、居ても立っても居られなくなり支援を決めました。どうか、この国難とも言うべき事態を乗り越えていただき、又素敵な映画を広めていただきたいと願っています。″(朝霞市・男性)
 ありがとうございます。
 何とか、頑張ってみます。
         ありがとうございます_a0335202_13500284.jpg

by cinema-tohoku | 2020-04-16 13:50 | JSNの動き | Comments(0)