暖かいお手
そんな私たちのもとに、暖かいいくつかのお手がそっと重ねられました。
一つは、長野県塩尻市の「あの日のオルガン」上映実行委員会F様から、そして松本市で上映準備をされていたY様、更には参議院議員A様から…。
塩尻市では試写会でこの映画をご覧になった、塩尻子ども劇場の方々が大感激、広くご賛同を募って上映実行委員会を発足させ、6月の上映成功に向けてのご活動をすすめていました。
長年、子どもたちのより良い文化づくりをめざして来られた方々…とても明るく、とてもお優しい方々でした。
今日、事務所にお手紙が…。
開封すると、中には手作りのメッセージカードが、実行委員会のメンバーの励ましのお言葉がつづられた心暖まるカードでした。
そして、添えられたお手紙には、残念ながら6月の上映は延期することにした‥・とのお知らせが、そして〝これから皆と声をかけあって、今まで以上に力強い動きをつくって再スタート出来れば…〟と綴られていました。
松本のYさんは、長年、チェルノブイリ支援の活動を続けておられた方、彼女の会が東日本大震災の時に加藤登紀子さんのご協力で作ったCDを送って下さいました。添えられたお手紙には、〝大切な命、どんな小さな命も大きなエネルギーになりうる〟…。
「あの日のオルガン」上映成功にご尽力いただいた参議院議員A様からは〝コロナに負けずに頑張りましょう…〟熱いメッセージのお葉書…。
ピンチの時に重ねられた暖かい手の温もりは、終生忘れることの出来ない思いを胸に刻むのです。
