暖かい!
寒さにふるえた北海道から一転、今日は久し振りに南国沖縄を訪れました。
空港から降りたったこの地は・・・暖かい!・・・。
街は、早咲きのヒガン桜の桃色に彩られ、南の地は春からもはや初夏の風情でした。
小さな国日本ではありますが、南北に連なる弧は、見事に季節の変化を語っていることを身をもって実感させられました。
「君の笑顔に会いたくて」で訪れた那覇保護観察所では、所長様をはじめ保護司の方々が私をお迎え下さり、この作品の趣旨に幸い皆様ご賛同いただき、県内の関係者に向けた先ずもっての試写会をお約束して下さいました。
その後お会いした うるま市の方は、原作者大沼さんからご紹介いただいた方、大沼さんのもとをお訪ねし、彼女が展開している自立支援ホーム「ロージーハウス」から学びながら、4月にうるま市に子どもたちのホームの立ち上げの準備をされている方。
子どもたちの輝く未来を語るこの映画に熱くご賛同いただき、ホーム立ち上げにつなげた上映をこれもお約束して下さいました。
又、今私が抱えるもう一本の作品「あの日のオルガン」では、沖縄の保育士
の方々15人がお集まりいただき、この企画に寄せる私達の思いを胸を熱くして聞いて下さいました。
あの戦火の時代に、日本の領土で唯一の地上戦を経験し、数多くの民間人の貴い犠牲を強いられ、そして戦後は、日本にある米軍基地の75%が集中する沖縄・・・。
この悲しい歴史と現実を抱える沖縄に、それなればこそ「命」「と「平和」を願う心が熱く県民の心に息づいていることをしっかりと心に刻んで、一人那覇の居酒屋で泡盛を傾けたのでした。
今は、南の地沖縄に吹く春の風が、まもなく北の地にも届けられることを願って・・・。沖縄の春を彩るヒガンザクラ
那覇の街並み