「君の笑顔に会いたくて」脚本家
前回のブログで「君の笑顔の会いたくて」の初山監督について触れました。
今回は、脚本を担当する西井史子さんについて・・・。
西井さんは奈良県にお生まれになり、一般企業の経験を経て、脚本家への道を歩まれた方です。
初山監督とメインスタッフの件で、ご相談していた折に、脚本家の候補として監督から出された西井さんのお名前に私はビックリ!
西井さんは、私にとって忘れることの出来ない製作作品となった「エクレール~お菓子放浪記」の脚本をご担当いただいた方だったのでした。
あの時、東京秋葉原で行われた初めての顔合わせに現れた西井さんのお姿に、ビックリさせられた記憶が今でも鮮明に残っています。
西井さんは、勝手ながら私が描いていた脚本家のイメージとは全く異なるお姿だったからです。
ご年齢は不詳ながら、そのお顔は愛くるしい程の若さに彩られ、語られるお言葉はまるで少女の如き響きとなって私の耳を打ったのでした。
この人が果たして・・・いささかの不安は、その後の脚本の作業で霧散・・・。
とにかく粘り強く彼女は稿を重ねて下さり、見事な決定稿は完成を迎えたのでした。
不思議なご縁で又、ご一緒の仕事となったのですが、彼女は変わらぬ粘りと情熱で完成台本に向けた仕事にあたって下さっています。
私たちが思いを込めて製作にあたるこの作品の、メインスタッフの2名がいずれも私にとってご縁のあった方々・・・。
不思議な運命が、作品の大成功へと私たちを導いてくれているのかも知れません。
エクレール~お菓子放浪記