「君の笑顔に会いたくて」製作準備スタートしました
親による虐待や子殺し、子どもたちの貧困といじめ、そして子どもたちを取りまく孤独…まるで子どもたちの未来に赤信号が灯ってしまった様な現代社会…。
子どもたちの健やかな成長が、地域社会と国の未来の最低条件であるとしたなら、この状況は国の未来の危機と云いかえても過言ではないかも知れないのです。
こんな時代に、それでもひたすらに子どもたちのそばに寄り添いながら、その健やかな未来を願って活動する一人の女性が居ます。
宮城県名取市在住の保護司、大沼えり子さんです。
大沼さんは保護司となって、心ならずも犯罪を犯しながらもそこから立ち直り、新たな未来を目指して苦悩する子どもたちと向かい合うことになりました。
そして、その犯罪の根底にあるものが、又その更生を困難にさせているものが「地域社会と家族の崩壊」にあることに気づいた彼女は、全力をあげてその更生を実現するべく長年に亘って努力を続けて来たのでした。
そして、一人…又一人と、子どもたちは彼女の手から、新たな未来に向けて巣立って行きました。
こんな彼女の活動は、いつの間にか多くの方々の共感となり、彼女の周りには心やさしき人々が集い、立ち直りを支える大きな人のかたまりともなっていったのでした。
大沼さんをモデルに製作しようとする映画「君の笑顔にあいたくて」(仮題)は、こんな彼女の活動と、そこから生まれる苦悩と喜びを通して、子どもたちの輝く未来を語ろうとするものです。
閉塞感が語られる現代社会に、もう一度心やさしき人と人との心を通わせようとするこの企画は、明年初夏、一本の映画となって完成するべくその製作準備がスタートしました。
このブログでも順次製作準備状況をお伝えしてゆきます。
ご期待下さい。