カテゴリ:ご挨拶( 4 )

 新年あけましておめでとうございます。

 正月の松も取れようとする時に新年のごあいさつとは、何とも間の抜けたことになってしまいました。

 何かとバタバタしておりまして、新年のごあいさつが遅れましたことをお詫び申し上げます。

 一年が超特急で過ぎて行き、又新たな年が巡って来ました。

 昨年を振り返ってみて、今はやりで漢字をあてるなら、それは迷うことなく「忍」でありました。

 昨年は、私たちシネマとうほくにとって極立って困難な日々が続き、まさに、来るべき春を信じて耐え忍んだ一年でした。

 そして新たな年明け・・・・幸い、今年は久し振りに有望な作品が並び、大きな期待を抱かせる年明けになりました。

 今年、私たちが先ずもってお届けする作品は「母」。

 三浦綾子さんの原作を、84歳の年齢を数えることになった山田火砂子さんが監督、小林多喜二の母親役を寺島しのぶさんが演じる作品です。

 世界全体を覆う閉塞感が、新たな右翼的潮流も引き寄せ、未来に向けて漠たる不安を感じざるを得ない昨今、平和を願い、来るべき明日を信じて29歳の短い人生を駆け抜けた小林多喜二、そして我が子多喜二をひたすら愛し、多喜二の魂と共にその一生を歩んだ母セキの姿は、今日極めて大きな意義を語る作品となったのではないかと思えるのです。

 作品は無事完成を迎えて、東北では5月の塩釜市を皮切りに一斉に公開の準備が始められました。

 そして、本年秋から全国公開の予定となっているのが、私たちも製作に参加する映画「君の笑顔に会いたくて」です。

 宮城県名取市在住の保護司大沼さんをモデルに、子どもたちの輝く未来を願って製作準備中の作品です。

 幸い、地元宮城県では多くの方々のご賛同につながり、3月には製作支援県民運動組織の発足、そして9月から上映スタートの段となっています。

 そして更にその先に、本年秋クランクイン予定で動き出した企画が生まれました。

 詳しい内容は追ってご紹介しますが、この企画は私が、積年の思いを重ねてきたものでした。

 順調に行くなら明年春からの公開となる予定です。

 いつになく、作品が見事に並んだ一年・・・・これが「初夢」に終わらない様に、まさにフンドシをしめて今年一年を頑張る決意です。

 皆様方の変わらぬご支援を心よりお願い申し上げます。

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映画「母」


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 新年あけましておめでとうございます。

 ここ東北では穏やかなお正月を迎えました。

 新しい年をお迎えになり、皆様方胸の中に新年の決意を語っておいでのことと思いますが、あの大惨禍から5年の節目を迎える今年のお正月は、私にとっても思いの深い年明けとなりました。

 5年前、数々の思いを込めて、「エクレールお菓子放浪記」を完成させ、いよいよその全国公開の直前に撮影地を襲った波の壁は、私たちの願いの全てを破壊してゆきました。

 この作品に投入した製作資金の回収の道を閉ざされ、全てを破壊された東北の被災地には映画の上映を願うお声はありませんでした。

あの時は誰もが、今日一日の生命をつなぐことに必死だったのでした。

 それでも、全国からのお寄せいただいた暖かい手に支えられて私たちは立ち上がり、「エクレールお菓子放浪記」の東北を除く全国公開を大成功に導き、更には生きる道を求めて東京に事務所を出し、まさに必死の思いで未来への道を探って参りました。

 今、振り返ってみるならこの間の私たちはまさに“震災の被災者”そのものだったと思いますし、よくもこの4年間命をつないできたものだとも思い起こしています。

 それでも4年を過ぎ、5年を迎えようとする時、私たちはもう一度決意をしました。

 私たちの原点たる「東北」にもう一度立ち帰って、ここから被災地の新たな未来をつくりあげる大仕事に私たちも参加をしてみようとの決意でした。

 被災地が真に復興するため、きっと「文化の力」が必要になるだろうとも思ったのでした。

 そして新たな年を私たちは「ちえりとチェリー」を携えて、東北の被災地からの全国発信上映に取り組みます。

 「生命の輝き」と被災地の未来を語りながら...。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

そして今年が皆様方にとっても良き年でございますことを心より願って...。


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 間もなく2015年の幕が下ろされます。

 今日1228日は、私たちの会社の一年最後の日。

 改めて手帳をめくりながら今年も沢山の方々のやさしさに支えられながら走って来た一年だったことを実感しています。

 「じんじん」の上映は500ヶ所を超え、更に大きく全国に拡がっています。

 完成から3年を経たというのにいまだ全国での上映が展開される、日本映画ではまれなとても幸せな長寿作品となりました。

 「ソ満国境 15歳の夏」、戦後70年の節目に平和の願いを語りながら本年スタートした上映も全国に拡がって来ました。

 監督の故郷福井市での大成功や、仙台での市民運動上映等、運動の足跡も多彩なものでした。

 「ちえりとチェリー」は全国発信石巻上映会から、明年春の3県の全国上映、更には来年度の全国上映成功に向けた大きな足がかりを刻みました。

 そして、その一つ一つの上映にたくさんの方々のお顔が思い起こされています。

 私たちの「スローシネマ」はまさに映画を通して人と人との手を結びながら、「地域社会の再生」を語ろうとする上映運動。

来たる年はこの運動を更に数多くの地で展開し、その上映を通して「人の世の幸せ」を語ってゆきたいものです。

 一年間お世話になり有難うございました。

 来たる年が良き年でありますことを...。


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以前からこのページを立ち上げなければならないと思いながら、ついつい毎日の仕事に追われてここまで来しまいました。
それでも新年、一年の決意を語るべく腰をあげてこれから私の周りの数え切れない程の新しい出会いとドラマをこのページでお伝えしてゆこうと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


振り返って見れば、東日本大震災の大惨禍から三年余りの時間が流れてゆきました。
あの日、目の前に広がる余りの惨状に言葉もなく立ちつくしていた私たちでしたが、全国の大きなご支援の手に支えられて立ち上がり、あれから二年かけて全国上映の展開をした「エクレール・お菓子放浪記」は、全国に847箇所上映の大きな心の輪をつなぐこととなりました。
そしてそれと平行して完成した「じんじん」は、今年で完成から三年目を数え、これも見事に上映を全国へ拡げ、今年中にはその上映は700箇所予定にまで拡がろうとしています。
いずれも、‘‘地域社会と家族の再生”を願う住民の方々が上映に立ち上がり、実行委員会を結成し、自ら前売券販売に奔走して積み上げた全国上映の大きな輪でした。
まさに「人の幸せ」を願う市民運動として展開して来たこれらの作品の全国上映の積み重ねの中には、数々の感動的な出会いもドラマもあったのでした。
そんな動きをこれからこのページでお伝えして参ります。

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