2017年 12月 04日 ( 1 )

 早いもので今日を過ぎると季節はもはや師走・・・残された僅かな時間に追いたてられる様にして全国を巡る旅を続けていました。

 先週は、広島、岡山、大阪、京都、金沢と西日本を回り、昨日は青森県三沢から盛岡を・・・そして今日は、信州を訪れていました。
 長野県佐久市の市議会議員の方から「君の笑顔に会いたくて」上映についてのご希望が届けられ、その方とお会いするべく、小諸から小海線に乗って佐久市を訪れたのでした。
 車窓から望む冬枯れの野に、取り残された柿の実が、あざやかな橙色を飾っています。
 小海線・・・信州小諸から甲州小淵沢までの79kmを結ぶ高原鉄道・・・路線の西には広い裾野を拡げた八ヶ岳が望まれ、おだやかな山里の風情が拡がる心なごむ鉄道です。
 小海線に乗ると、不思議になつかしい思いにさせられるのは、学生時代に八ヶ岳に幾度も登って来たからなのかも知れません。
 大学一年の夏、秋田県出身の友人と初めての登山を決意して訪れたのが八ヶ岳でした。
 それまでは、近辺の里山しか知らなかった私にとって、3000m近いこの山は、いささかの冒険でもありましたが、23日の山旅で最高峰赤岳の頂上に立ったときの達成感は、その後の私を、山登りにいざなう大きな契機になったのでした。
 東京から比較的近い距離にあるこの山には、その後も幾度か、季節も問わず訪れたのでした。
 あれからもはや50年近い時間が流れていました・・・。
 年を重ねた私は、それでも未だに、より高い高みをめざして登り続けているのかも知れません・・・人の世の幸せを願って・・・。
 久し振りの小海線の、かつてのそれとは違って装いを新たにした車両に身をゆだねて、しばらくの間心安らかに来し方を振り返ったのでした・・・。
 もうしばらくは登り続けて見ようと自らに誓って・・・。
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小海線のホーム


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