2017年 05月 10日 ( 1 )

 三浦綾子原作「母」が、現代ぷろだくしょんの手で映画化されたことは、以前のブログで触れました。

 東北での配給をお引き受けして以来、この作品を多くの方々の胸にお届けするべく努力を重ねて参りましたが、幸い、久しぶりにと思える程、東北での上映は各県の中に拡がり、ゴールデンウィーク最後の5月6日、このトップを切った宮城県多賀城文化センターでの上映が、見事なトップランナーの役割を果たしてくれました。

この上映を担った上映実行委員会では、いかにしたらこの映画を多くの方々にご覧いただけるか、幾度にもわたって議論を重ねて来ました。その中から浮かび上がって来た上映のすすめ方は、単に地区内の団体に券をお願いするだけではなく、映画上映成功にご賛同いただける数多くの方々に、「ご賛同者」としてお名前を連ねていただき、この方々と手を携えて成功をめざそうとの方針でした。

これを受けて実行委員会のメンバーは、地域への旺盛な働きかけを行い、集まった「ご賛同者」は何と321名にのぼりました。

この方々は、それぞれのよって立つお立場をこえ、「平和」と「民主主義」を語るこの映画上映成功の一点で実行委員会のお呼びかけに応えてくれた心やさしき市民の方々でした。

そして迎えた上映当日、初回の上映では500席の会場が満席に埋まり、結果的には650名の上映として大成功を収めることになったのでした。

上映成功に頬を染めた実行委員会のメンバーのお顔に、私もほっと胸をなでおろしたのでした。

それにしても上映会においでいただいた方々のほとんどは、ご高齢のしかも“女性„・・・。

まさに数える程しか見えない男性の姿に、男にとってもはや文化は生活の中からかけ離れた存在になってしまったのでは・・・いささかの寂しい思いも味わった上映会場でした。

 いよいよこれから各地での上映・・・人と人を信じ愛し合える社会実現のため、更に上映の輪を大きく拡げて行きたいものです。

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満員の上映会場



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by cinema-tohoku | 2017-05-10 11:27 | 映画 | Comments(0)