2016年 04月 04日 ( 1 )

 私たちが人を評価しようとするとき、いくつかの指標を持ち出し、それに照らしてその評価を下しています。

 知性や情熱であったり、指導力や資力さえもがその評価の指標に使われています。

 改めて振り返ってみて、まこと不思議な人としての力を持った方と一本の映画の仕事を共にしていることに気づかされたのでした。

 フロンティアワークスのO氏・・・今私たちが全国展開に取り組んでいる「ちえりとチェリー」のプロデューサーがその人です。

 Oさんと初めてお会いしたのは2年前に遡ります。

 「ちえりとチェリー」の全国配給のご要請を携えて彼は、フロンティアワークスの社長と一緒に私の前に現れました。

 その時の素直な印象は“ちょっとオタクっぽい、そしていささか頼りなさそうなお方・・・”失礼ながらこんな第一印象を持ったことを覚えています。

 しかしながらそんな印象は、ご一緒の仕事が始まるや一変、これはなかなかの方でいらっしゃること気づかされたのでした。

 ふっくらとした頬に優しそうな笑みをうかべ、細い目を更に細くして彼は私の前に立ちます。

語られる言葉はあくまでもおだやかで、決して一方的に自説を主張せず、相手の話を注意深く聞いているのです。

 そして、Oさんと向かい合っているうちに妙に心がおだやかになり、いつの間にか彼の考えに寄り添ってしまっている自分に気づかされるのです。

 今までお会いしたこのことない、まことに不思議な人としてのお力を持った・・・Oさんの本当の姿はこんな方だったのです。

 そして私がOさんについてのこんな評価をする時の指標として、これも気づかされたのが「誠実さ」と「ねばり」だったのでした。

一見地味な、それでも人としての確かな力となり得るこの二つの特性を今後、自らにも課してみたいと思っています。


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Oさんはチェブラーシカに似ている…かも


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