「あの日のオルガン」― 疎開保育園物語 ―

 これまで「おおきくなぁれ」(仮題)としてご紹介して参りました、疎開保育園の史実をもとに、製作準備中の作品の概要がほぼ決り、本年7月完成をめざしてスタートを切っていました。


 その一つは題名です。
 一本の映画にとってその題名は、作品のイメージを多くの方にお伝えする上でとても大切なものです。
 この題名を昨年中には決めようと議論を重ねて参りましたが、「あの日のオルガン」― 疎開保育園物語 と決りました。
 この映画には、保母と子どもたちが歌う「わらべ歌」がふんだんに盛り込まれることになります。
 保母さんが奏でるオルガンの音に合わせて歌ったこれらのわらべ歌が、あの困難だった子どもたちの生活の大きな励みにもなっていたのだと思います。
 そして、その歌声は平和の訪れを求める子どもたちの願いでもあったと思えるのです。
 この映画が全国津々浦々で上映され、その感動が、大きな平和の未来を謳い上げてくれれば・・・と願っています。

 メインキャストも決りました。
 一本の映画にとって、キャストもとても大切な要因です。
 この映画で主たる役は、子どもたちを守った若き保母たち・・・。
 このキャスティングにあたっては、知名度のみによらずに広く募集にあたろうとオーディションで事にのぞみました。
 結果は2000名を超える方々からのお申込みがあり、大変な作業となりましたが、素晴らしいキャスティングが実現しました。
 未熟ながらも精いっぱい子どもたちと向かい合う若き保母役には、若手の有望株大原櫻子さん、そして、主任保母としてこの疎開保育所を支えた役は、もはやベテランの戸田恵梨香さん、子どもたちを迎えた村の世話役には橋爪功さん、子どもの父親役に林家正蔵さん等々・・・。
 きっと素晴らしい感動の映画をつくり出して下さることと思います。

 クランクインも決りました。
 諸般の準備を進めながら、クランクインは31日に決りました。
 メインの撮影地は、数々の日本映画の名作を生み出してきた京都。
 松竹京都撮影所を中心に、40日程の撮影となる予定です。

 こんな風にして大車輪で製作準備が進められています。
 私の当面する課題は、市民プロデューサーを募って、これらの製作を資金面で支えること・・・。
 新年早々、私が映画の世界に入って以来の長い友人、八戸市のA氏から有難い出資お申込書が届けられました。
 一歩一歩、子どもの命と平和を願う声はその輪を大きく大きく全国に拡げ始めています。
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by cinema-tohoku | 2018-01-11 11:45 | 映画 | Comments(0)