企画スタートから3年・・・心を込めて努力を重ねて来た映画「君の笑顔に会いたくて」がやっと完成の日を迎え、この映画の発信地となった宮城県仙台市、名取市、そしてそれに引き続いて東京で、相次いで完成披露試写会が開かれ、トータル1,300人にのぼる方々に向けての全国発のご披露となりました。
振り返って見れば、シネマとうほくとして製作にあたった作品は、数えてこれが4本目の作品。
幸いなことに、いずれの作品も無事完成の日を迎え、引き続く全国上映も成功をおさめ、製作とご支援いただいた方々への義理も果たせた思いでございましたが、思い起こせばそこまでの道は、そのいずれもが茨の道でありました。
何もない地平に設計の図を描いて、監督、脚本家とご一緒に作品をつくりあげる道・・・そして、完成した作品を多くの方々にお届けするためにつくりあげる、全国上映の歩むべき道筋とその仕組みづくり…これも又、苦労の創造の産物でありました。
そして、これまでのいずれの作品もが、当初予定もしていなかった不測の事態に見舞われ、その対応に翻弄されることもございました。
とても私の力では創り上げられないのでは・・・こんな不安と日々向かい合った映画製作のそれぞれの足跡でもありました。
そんな道を、まさに一歩一歩拓きながら迎えることとなった完成披露の試写会の場は、それなればこそ有難く、又自らの歩みに一つの区切りをつける場でもございました。
迎えた「君の笑顔に会いたくて」試写会場‥‥上映終了後、会場から出てきた方々が頬を染めながら語って下さった感動のお言葉に、これまでの苦労がまさに報われた思いにさせられたのでした。
しかしながら道は まだほんの半ば・・・これから始まる全国上映に向けたもう一段の努力を胸に誓いながら、配給の仲間たちと交したその夜の盃でありました。
東京も満員でした
更女 千葉会長のご挨拶